フリーランスで働いているなら、税理士などの専門家に依頼をしていない限り、税金を支払うための手続きは自分で行わなければいけません。そのために必要になるのが、毎年2月の中旬に始まって3月の中旬に締め切られる確定申告です。
もしも、確定申告が必要ならば、収入を報告するだけではなく経費を計上しましょう。経費を計上すれば、所得を少なくできるので、支払うべき税金を減らせます。

なお、仕事に必要なアイテムの購入費用や交通費など、さまざまなものを経費として計上が可能です。ただし、プライベートで使っているものを仕事でも使った場合、すべてが経費になるわけではないので注意が必要です。
例えば、自宅の自動車をフリーランスの活動に使った場合、ガソリン代は経費として計上できます。しかし、プライベートでの買い物にも使っているのなら、ガソリン代をすべて計上することはできません。そのため、仕事に使った分とプライベートに使った分を、きちんと計算した上で計上する必要があります。

そして、所得が少ない場合は確定申告の対象外になるケースがありますが、住民税の申告は行わなければいけません。例え所得がゼロ円だったとしても、住民税の申告は必要です。提出する時期や経費を計上できる点は確定申告と同じですが、書き方や提出する書類が異なるので、分からないことがあるのなら早めに調べておくとトラブルを回避できます。
ちなみに、確定申告を行う場合は、そちらの書類から計算されるため、住民税の申告は必要ありません。